フジテレビの月9ドラマ「君が心をくれたから」は、
永野芽郁さん演じる主人公・逢原雨が、
山田裕貴さん演じる高校時代の初恋の相手・朝野太陽と再会し、
過酷な奇跡に巻き込まれるファンタジーラブストーリーです。
2024年1月22日に放送された第3話「初恋の想い出」では、
雨が失った味覚に続いて
次に失う五感が嗅覚であることが判明し、
太陽との思い出を振り返りながら、
一生の思い出作りに奮闘します。
この記事では、第3話の見どころや感想を紹介します。
見どころ1:雨が失う次の五感は嗅覚
第2話の終わりに、
雨は祖母の雪乃(余貴美子さん)から
「健康な心と体があるうちはちゃんと働きなさい」と言われ、
思わず「無駄になんかしてないよ」と反論してしまいます。
そんな雨の前に現れた日下(斎藤工さん)は、
ひとつの五感が失われると
その翌日の深夜0時に次に失われる感覚と
タイムリミットが腕時計に表示されることを告げます。
そして深夜0時。
雨の時計には「鼻」のマークと
11日後の午後9時というタイムリミットが表示されます。
雨は視覚や聴覚ではなかったことにホッとしますが、
日下は嗅覚はただ匂いを感じるだけのものではなく
もっと大切な意味があると告げます。
嗅覚は記憶や感情に深く関わる感覚であり、
失うと人生に大きな影響を及ぼす可能性があるのです。
雨は嗅覚の大切さに気づき始めますが、
それと同時に太陽との初恋の想い出も蘇ってきます。
見どころ2:雨と太陽の初恋の想い出
雨と太陽は高校時代に同じクラスで、
雨は太陽にひそかに想いを寄せていました。
しかし、
太陽には初恋の人がいたことを知って
悔しがっていたのです。
祖母の雪乃は、
そんな雨に「大事なのは最初の人になることじゃない」
と言ってある助言をします。
それを聞いた雨は、
冬の夜空を極彩色に染める「長崎ランタンフェスティバル」で、
恋愛成就の願い事を書くとそれが叶うという
「恋ランタン」を手に入れるために、
閉まりかけていた長崎孔子廟まで全速力で走ります。
雨が恋ランタンに書いた願い事は、
「好きな人の、最愛の人になれますように」と
「初恋の人といつか手をつなげますように」でした。
その後、雨は太陽に恋ランタンを渡し、
一緒に空に飛ばします。
太陽は雨に大好きだと告白し、
雨は太陽の手を握ります。
二人は初めてのキスを交わし、
幸せな時間を過ごします。
しかし、
その夜が二人の最後の思い出になってしまうのです。
見どころ3:雨が一生の思い出作りに奮闘
雨は嗅覚を失う前に、
太陽との思い出をもう一度味わいたいと思います。
しかし、太陽は雨に対して冷たく当たります。
太陽は雨が自分のことを
忘れてしまったと思っているからです。
雨は太陽に自分の状況を話そうとしますが、
太陽は聞く耳を持ちません。
雨は太陽に
「初恋の人といつか手をつなげますように」
と書いた恋ランタンを見せようとしますが、
太陽はそれを見ても何も思い出せません。
雨は太陽に「味覚」を失ったことを話そうとしますが、
太陽はそれを信じません。
雨は太陽に「嗅覚」を失うことを話そうとしますが、
太陽はそれを馬鹿にします。
雨は太陽に「五感」を失うことを話そうとしますが、
太陽はそれを嘘だと言います。
雨は太陽に何を言っても届きません。
雨は太陽に何をしても伝わりません。
雨は太陽に何を感じても共有できません。
雨は太陽との一生の思い出作りに失敗します。
感想:初恋の想い出と奇跡の物語
第3話は、
雨と太陽の初恋の想い出と奇跡の物語でした。
雨が失う次の五感が嗅覚であることが判明し、
太陽との思い出を振り返りながら、
一生の思い出作りに奮闘する姿に胸が熱くなりました。
雨と太陽の高校時代のシーンは、
長崎の美しい風景と
ランタンフェスティバルの幻想的な雰囲気と相まって、
とてもロマンチックでした。
雨が恋ランタンに書いた願い事は、
太陽との未来を夢見る純真な気持ちの表れでした。
雨と太陽の初めてのキスは、
二人の心が通じ合った瞬間でした。
しかし、その夜が二人の最後の思い出になってしまうとは、
とても切なかったです。
また来週が楽しみです。