2024年1月24日に放送されたドラマ
「となりのナースエイド」の第3話は、
主人公・澪（川栄李奈）の
衝撃の過去が明かされる回でした。
澪はなぜナースエイドになったのか、
そしてなぜ外科医であることを隠しているのか、
その理由がついに明らかになりました。
また、
澪の親友・相馬（矢本悠馬）の友人
内藤（戸塚純貴）が突然豹変するという事件も起こりました。
内藤の体を蝕むのは、
火神教授（古田新太）が長年研究している
魔病「シムネス」だったのです。
シムネスとは、
全身に同時多発的に悪性腫瘍が生じ、
必ず患者を死に至らしめる恐ろしい病気です。
この記事では、
ドラマ「となりのナースエイド」
の第3話のあらすじと感想をお届けします。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
澪の衝撃の過去
澪は、今まで秘密にしてきた過去を、
隣人であり外科医の大河（高杉真宙）に打ち明けました。
澪は、
半年前まで多摩中央総合病院の外科医で、
天才と呼ばれるほど優秀でした。
しかし、
姉の唯（成海璃子）がシムネスと診断され、
自ら命を絶ってしまったことで、澪はPTSDになり、
一切の医療行為ができなくなってしまいました。
澪は、唯の主治医として、
リスクの高い手術を行いましたが、
その結果、唯は松葉杖なしでは歩けなくなり、
記者としての仕事もできなくなりました。
澪は、
自分のエゴで唯の生きがいを
奪ってしまったと自責の念に駆られ、
自分を人殺しと呼びました。
澪は、火神教授の勧めで、
ナースエイドとして星嶺医大にやってきました。
火神教授は、
澪に姉の死と向き合うことで、
PTSDを克服して外科医に戻ってほしいと言いました。
澪は、外科医であることを内緒にして、
ナースエイドとして働いていました。
シムネスという魔病
澪の親友・相馬の友人・内藤は、
最近、突然記憶障害や
異常な言動を起こすようになりました。
内藤は、2年前に別れた恋人
伊織（浅川梨奈）のことをまだ好きでしたが、
自分からは連絡できずにいました。
ある日、
内藤は伊織に電話をかけて
「ずっと好きだった！会いたい！」
と懇願しましたが、その記憶がありませんでした。
内藤は、
星嶺医大で検査を受けたところ、
脳炎と診断されました。
脳炎は、
脳の炎症性疾患で、色々な原因がありますが、
それを早く突き止めて治療しないと危険です。
内藤の担当医からカルテを見せられた火神教授は、
急に顔色を変え、主治医を大河に変更しました。
火神教授は、
内藤に事実を告知しました。
「彼はシムネスだ」と。
内藤は、
このままでは余命1カ月だと言われました。
バチスタ手術を行えば
1年ぐらいの延命は見込めますが、
リスクは極めて高いです。
内藤は、死を覚悟して
バチスタ手術を選択しました。
しかし、伊織の将来を思って
「退院したら仕事に専念したい」
とウソをついて伊織を冷たく突き放しました。
伊織は涙しました。
澪の決意と行動
澪は、内藤と伊織の切ない姿を見て、
自分の姉の死と向き合う覚悟を決めました。
澪は、姉の遺品を保管している
レンタル倉庫からノートPCを取り出しました。
生前の姉が
「私の全てが詰まっている」
と言っていたPCです。
姉は死の直前に何を思っていたのか、
私を恨んでいたのではないかと不安になりながら、
澪はPCを開きました。
そこには予想もしていなかったメッセージが残っていました。
『澪へ、私が死んだ後、あなたを苦しめたくない。
死にゆく者が最後にやるべきことは、
自分が死んだ後、生きている人がちゃんと前向きに生きられるようにすること。』
澪は、姉のメッセージに涙しました。
姉は、自分の死を澪に責められないように、
自ら命を絶ったのではなく、
澪に生きる勇気を与えようとしたのだと分かりました。
澪は、内藤の元へ急ぎました。
澪は、内藤に伊織の気持ちを伝えました。
内藤が亡くなれば、
何もできなかった伊織には
きっと後悔だけが残ると言いました。
澪は、姉に何もしてやれなかったことを
今も毎日後悔している自分と同じ思いを、
伊織にさせたくないと言いました。
澪は、内藤に
「伊織に本当の気持ちを伝えてください。
それがあなたの最後の贈り物になると思います」
と懇願しました。
内藤は、澪の言葉に心を動かされ、
伊織に電話をかけました。
内藤は、伊織に
「ごめんなさい。嘘をついたんだ。
本当は君が好きだった。君に会いたかった。
でも、もう時間がないんだ。
俺はシムネスだ。
明日、手術を受ける。
もしかしたら、これが最後の電話になるかもしれない。
だから、君に伝えたかった。
ありがとう。さようなら」
と告白しました。
伊織は、
内藤の言葉に驚き、涙しました。
伊織は、内藤に
「私もあなたが好きでした。あなたに会いたいです。
手術が成功することを祈っています。
私はあなたを待っています。
あなたが生きて帰ってきてください。愛しています」
と返事しました。
内藤は、伊織の言葉に感動し、
笑顔になりました。
内藤は、伊織に
「愛してる」と言って、電話を切りました。
感想とまとめ
ドラマ「となりのナースエイド」の第3話は、
澪の衝撃の過去と
内藤の切ない恋の物語が描かれた回でした。
澪は、姉の死と向き合うことで、
自分の過ちを認め、前に進む決意をしました。
内藤は、
シムネスという魔病に苦しみながらも、
伊織に本当の気持ちを伝えることができました。
この二人の姿には、涙が止まりませんでした。
ドラマ「となりのナースエイド」は、
医療の現場で奮闘する
ナースエイドたちの人間ドラマを描いています。
ナースエイドとは、
医師や看護師の補助をする医療従事者で、
患者の日常生活のサポートを行っています。
ナースエイドは、
患者との距離が近く、
患者の心に寄り添うことができます。
しかし、ナースエイドには、
医療行為を行うことができないという制約があります。
ナースエイドは、
医療の現場でどのように役割を果たすのか、
そしてどのように成長していくのか、
その姿に注目してください。
ドラマ「となりのナースエイド」は、
毎週水曜日の22時から放送されています。
次回の第4話もお楽しみに！
