NHKのドラマ10「正直不動産2」は、
嘘がつけない不動産営業マン・永瀬財地（山下智久）と
カスタマーファースト命の月下咲良（福原遥）の
名コンビが活躍するシリーズ第2弾です。
2月6日に放送された第5話「善意の代償」では、
永瀬と月下がそれぞれ悩ましい案件に直面し、
悪魔的営業テクニックを誇る
ミネルヴァ不動産の神木涼真（ディーン・フジオカ）の策略に苦しめられます。
この記事では、
第5話のあらすじと感想をお届けします。
第5話のあらすじ
永瀬は中学時代の同級生の梅村（市川由衣）から
マンション購入の相談を受ける。
友人のためにと張り切る永瀬だが、
梅村の夫・直（味方良介）は
永瀬と妻の仲の良さに割り切れない思いを抱く。
その頃、月下は
かつて店舗を仲介したラーメン店主（田口浩正）を、
無給で手伝っていた。
一方で、直には神木が、
ラーメン店主には花澤（倉科カナ）が、
それぞれ何やら接触を図っており…。
第5話の感想
第5話では、永瀬と月下が
それぞれ別の案件に取り組みますが、
どちらも神木や花澤の妨害に遭い、苦戦を強いられます。
永瀬は、友人の梅村に
マンションを紹介するのですが、
梅村の夫・直が永瀬に対して嫉妬心を抱いてしまいます。
直は、永瀬と梅村が
中学時代に付き合っていたことを知り、
永瀬が梅村に近づくのは復縁のためだと勘違いします。
そこに神木が現れて、
直に別のマンションを勧めるのですが、
そのマンションは高額なサブリース契約によって
家賃収入が保証されているというものでした。
サブリース契約とは、
不動産会社がオーナーから物件を借り上げて、
自らが賃貸するという契約ですが、
実際には
不動産会社が空室リスクを負うだけで、
オーナーにとっては
メリットが少ないという落とし穴があります。
神木は、
直にサブリース契約のデメリットを隠して、
高い利回りを餌にしてマンションを売りつけようとします。
永瀬は、
直に真実を伝えようとしますが、
直は永瀬の言葉を信じません。
永瀬は、梅村の幸せを願って、
神木の策略を阻止しようと奮闘しますが、
果たして成功するのでしょうか？
月下は、ラーメン店主の
家賃滞納問題に対処しようとしますが、
その裏には花澤の陰謀がありました。
ラーメン店主は、花澤に勧められて、
ワンルーム投資マンションを購入していたのですが、
そのマンションは空室が多く、
家賃収入が期待できませんでした。
花澤は、
ラーメン店主に家賃保証制度を紹介して、
家賃収入を安定させるという話を持ちかけますが、
その制度もサブリース契約と同じく、
不動産会社がオーナーから物件を借り上げて、
自らが賃貸するというものでした。
花澤は、
ラーメン店主に家賃保証制度のデメリットを隠して、
ワンルーム投資マンションを売りつけようとします。
月下は、
ラーメン店主の苦境を知って、
花澤の悪事を暴こうとしますが、
花澤は月下に対して強硬な態度をとります。
月下は、ラーメン店主の夢を守ろうと、
花澤に立ち向かいますが、果たして勝利するのでしょうか？
第5話では、永瀬と月下が
それぞれ神木や花澤の悪徳営業に
対抗する姿が描かれますが、
その中で彼らの人間性や信念が際立っていました。
永瀬は、
友人の梅村に対して、自分の気持ちを抑えて、
彼女の幸せを第一に考える優しさを見せました。
月下は、
ラーメン店主に対して、
彼の夢を応援する熱意と、
花澤に対しては毅然とした態度を見せました。
永瀬と月下は、
神木や花澤とは違って、
お客様の立場に立って、
本当に良い物件を提供しようとする姿勢が感動的でした。
また、永瀬と月下の
コンビネーションも見どころの一つでした。
永瀬は、
月下のラーメン店主の案件に協力して、
彼女のサポートをしました。
月下は、
永瀬の梅村の案件に関心を持って、
彼の気持ちを察してくれました。
永瀬と月下は、
お互いに信頼し合って、
仕事や恋に奮闘する姿が微笑ましかったです。
第5話は、永瀬と月下が
神木や花澤の策略に苦しむ展開でしたが、
最後には彼らの正直さと努力が報われることを期待しています。
ドラマ10「正直不動産2」は、
不動産業界の裏側や人間模様を描きながら、
笑と涙を誘う感動の物語です。
次回の第6話「正直者の報い」では、
永瀬と月下がそれぞれの案件に
決着をつけることができるのでしょうか？
そして、
永瀬と月下の恋の行方はどうなるのでしょうか？
ドラマ10「正直不動産2」は、
毎週土曜日の午後10時からNHK総合で放送中です。
お見逃しなく！
