7月30日(日)に放送された第3話では、
バルカから日本への帰国を果たした乃木と野崎守(阿部寛)が、
誤送金の真相を探るために奔走します。
その過程で、
誤送金の犯人や黒幕の正体が明らかになり、
視聴者を驚かせました。
また、松坂桃李さんが演じる
キーパーソンの登場も待ち望まれていますが、
今回も姿を見せませんでした。
ドラマ「VIVANT」3話のあらすじ
ラクダの上で目を覚ました乃木は、
薫(二階堂ふみ)がいないことに気が付きます。
野崎に薫を捜すために戻ろうと言いますが、反対されます。
だが、8時間だけ待っていると言われ、
乃木は1人で薫を捜しに来た道を戻ります。
その後、無事に薫を発見し、野崎たちと合流します。
しかし、国境に着くと、
バルカ警察のチンギス(Barslkhagva Batbold)が待ち構えています。
チンギスは乃木と
薫とドラム(富栄ドラム)に手錠をかけますが、
野崎は外交官として逮捕できません。
その時、突然爆発音がして、
モンゴル軍が現れます。
実は、乃木たちが立っている場所は
モンゴルの領土でした。
モンゴル軍の威嚇により、チンギスは撤退します。
その後、新庄(竜星涼)が現れ、
位置情報を500mずらしていたことや、
モンゴル大使の力を借りたことを明かします。
ドラムはラクダたちを移動させた後、
ジャミーンの護衛として日本に来ることになります。
無事に飛行機に乗り込み、
誤送金の真相を突き止めるために帰国する乃木と野崎ですが、
乃木は野崎に「VIVANT」のことを聞きます。
野崎は「VIVANT」は「別班」と呼ばれる組織で、
テロ組織「テント」のモニターだと説明します。
日本に到着した乃木は、
業務監査部の河合(渡辺邦斗)に連れられて、
丸菱商事に向かいます。
そこで、長野専務(小日向文世)らに誤送金のことを追及されます。
翌日、長野に呼び出された乃木は、
金を取り戻すか真犯人を見つけなければ容疑は晴れないと言われます。
また、アル・ザイールの名前を出すと顔色が変わり、
アマン建設について詳しく聞かれます。
後日、薫の勤務する
日本医療センターを訪れた乃木は、
薫が野崎のことをどう思っているのか聞きます。
薫は気になっていると言いますが、
ジャミーンを助けることが最優先だと答えます。
そこに、野崎が現れて
貸し切り中の居酒屋に連れて行かれます。
そこには、サイバー犯罪課捜査官の東条翔太(濱田岳)が待っています。
東条はホワイトハッカーで、
誤送金の際の状況を調査した結果、
システムそのものが表からは分からないように
改ざんされたと説明します。
その足跡も残さないプロの仕業だと言いますが、
全てのデータが別のサーバーにコピーされるようになっているとのこと。
それもそのはず、
丸菱商事のデーターシステムを構築したのは、
警察からヘッドハントされる前の東条だったのです。
物証もなく調査の令状をとることは難しいため、
乃木がデータセンターのサーバールームから
データをコピーすることになります。
乃木は信頼できる同期の山本(迫田孝也)に協力を依頼します。
山本は乃木に、
バルカで「VIVANT」=別班に間違われた出来事を聞きます。
乃木は山本の手引きで、
パソコンを使っていたということを知ります。
乃木は山本に協力を依頼し、
原のパソコンからデータをコピーすることに成功します。
そのデータを東条に渡すと、
誤送金の際にシステムが書き換えられたことが確認できます。
しかし、その書き換えを行ったのは、
なんと財務部の太田(飯沼愛)でした。
太田は「テント」や「別班」の一員で、
乃木を陥れるために誤送金を仕組んだのです。
乃木は太田の逮捕を求めますが、
東条は証拠が不十分だと言います。
太田は原のパソコンを使ったことを否定し、
自分は無実だと主張します。
乃木は太田に対して激しく詰め寄りますが、
太田は冷静に対応します。
太田は乃木に「あなたは何も知らない」と言い放ちます。
太田は誤送金の真の黒幕を知っているのでしょうか。
それとも、太田自身が黒幕なのでしょうか。
一方、野崎は「VIVANT」の正体を探るために、
バルカ共和国の大統領・ジャミーン(Tsaschikher Khatanzorig)と接触します。
ジャミーンは日本に来て手術を受ける予定でしたが、
その前に野崎と会うことに同意します。
野崎はジャミーンに「VIVANT」のことを尋ねますが、
ジャミーンは「VIVANT」は
「テント」の上位組織で、
世界中のテロを指揮していると言います。
ジャミーンは「VIVANT」の
リーダーの名前を知っていると言いますが、
その名前を言おうとした瞬間、狙撃されてしまいます。
ジャミーンは重傷を負い、病院に運ばれます。
野崎はジャミーンの護衛をしていたドラム(富栄ドラム)に
犯人の情報を聞きますが、ド
ラムは何も見ていないと言います。
野崎は狙撃の痕跡を探しますが、何も見つかりません。
野崎は「VIVANT」のリーダーの名前を聞き出すために、
ジャミーンの回復を待ちますが、
ジャミーンは意識が戻らないまま、息を引き取ってしまいます。
「VIVANT」のリーダーの名前は、一体誰なのでしょうか。
そして、「VIVANT」の目的は、何なのでしょうか。
乃木と野崎は、誤送金の謎を解くために、
さらに奥深い闇に足を踏み入れていくのでした。
第3話の感想と考察
第3話は、
前回の衝撃の結末から引き続き、
緊迫感とサスペンスが満載でした。
乃木たちが砂漠を横断するシーンは、
息をのむほどの迫力でした。
特に、薫が拉致されたことに気づかないまま、
乃木たちが砂嵐に巻き込まれるシーンは、
視聴者の心臓に悪いほどのスリルでした。
薫は無事に乃木たちと合流できるのでしょうか?
そして、薫を拉致したのは誰なのでしょうか?
一方、誤送金の真犯人がついに明らかになりました。
なんと、それは乃木の同僚である石田(二宮和也)でした。
石田は、
乃木に誤送金の件を知られないように、
わざとバルカに送り込んだのです。
石田の目的は、
誤送金した金を回収することだけではなく、
バルカの政情不安を利用して、
さらに大きな金を手に入れることでした。
石田は、
バルカの反政府勢力と結託して、
国際金融市場を混乱させる計画を企てていたのです。
石田は、乃木を裏切っただけでなく、
日本の国益も脅かす大罪を犯そうとしていたのです。
石田の正体が明らかになったことで、
物語はさらに深みを増しました。
石田は、なぜこんなことをするのでしょうか?
彼には、
どんな過去や動機があるのでしょうか?
そして、乃木は、
石田との対決にどう立ち向かうのでしょうか?
第4話の予告では、
「衝撃展開が待ち受ける」と言われています。
果たして、
乃木たちは無事に日本に帰れるのでしょうか?
そして、石田の野望は阻止できるのでしょうか?
次回が楽しみでなりません。
まとめ
『VIVANT』第3話の感想と考察をお届けしました。
第3話は、
砂漠の横断と誤送金の真犯人の正体が明らかになるという、
衝撃の展開でした。