2024年2月28日に放送されたテレビ朝日系水曜ドラマ
「相棒 season 22」の第18話
「インビジブル~爆弾テロ!最後のゲーム」は、
連続爆弾事件の犯人として自首した
天才少年・山田(中川 翼)と、右京(水谷豊)との
チェスをモチーフにした頭脳戦が展開された話でした。
簡単なあらすじ
山田は、
連続爆弾事件の犯人
“INVISIBLE(=透明人間)”
を名乗って所轄署に出頭し、
右京以外とは話さないと主張します。
右京は、
山田とチェスで勝負しながら
事件の真相を探ろうとしますが、
山田は挑発的な態度で応じるだけで、
本当の目的を明かそうとしません。
一方、薫(寺脇康文)は、
第二の爆弾テロの被害者が、
所轄署の元刑事だと判明したことを受け、
何か隠している様子の副署長を追及しますが、
かわされてしまいます。
同じ頃、
第一の爆弾テロの標的となった
市長の山田征志郎(升 毅)は、
一連の事態を受け、
危機感を募らせています。
そんな中、
山田と共謀していると思われる本城(吉田日向)が、
再び不穏な動きを見せます。
“透明人間”に込められた悲壮な思いとは?
一連の事件の背景には許しがたい罪が…
右京と天才少年の頭脳戦が最終局面を迎えます!
これからの考察
山田は、最後に銃を向けて
「ここまでが僕の計画」と言いましたが、
それは何を意味するのでしょうか?
山田は、
自分の命を絶つつもりだったのでしょうか?
それとも、まだ何か別の目的があったのでしょうか?
右京は、
山田の言葉にどう反応するのでしょうか?
右京は、山田の頭脳に感心しつつも、
彼の犯罪を許すことはできないでしょう。
しかし、右京は、
山田の心の闇にも触れているので、
彼に対してどのような感情を抱くのでしょうか?
薫は、副署長や署長に対してどう対処するのでしょうか?
薫は副署長や署長が、
金森翔吾の自殺をもみ消したことを知っています。
彼らは、
山田市長の息子である署長のために、
金森翔吾を見捨てたのです。
薫は、彼らに対して、
どのような制裁を加えるのでしょうか?
感想
この話は、
チェスと爆弾テロという異色の組み合わせで、
スリルと感動を味わえる話でした。
山田と右京のチェス対決は、
非常に緊張感がありました。
山田は右京の質問に答えず、
チェスの手を指すだけで、
右京の心理を読んでいるようでした。
右京も、
山田の計画を見破ろうと、
チェスの手と事件の手がかりを結びつけていました。
チェスの盤上での戦いと、
事件の真相を探る戦いが見事に重なっていました。
山田と本城の過去は、
胸が痛くなるほど悲しかったです。
彼らは施設で育った孤児で、
金森翔吾という兄のような存在に憧れていました。
しかし金森翔吾は、
パワハラを受けて自殺してしまいました。
その後、
彼らは金森翔吾の無念を晴らすために、
爆弾テロを計画しました。
彼らは、
自分たちを見えない人間と呼び、
世間に復讐しようとしました。
彼らの行動は
許されるものではありませんでしたが、
彼らの心の傷は、
深くて重いものでした。
今後の展開も気になりますし、
相棒のファンならぜひ見てほしい話だと思います。