フジテレビ系月9ドラマ
「君が心をくれたから」の第8話が2月26日に放送されました。
主人公の逢原雨(永野芽郁)は、
自分の五感と引き換えに、
かつての恋人である朝野太陽(山田裕貴)の命を救ったことで、
次第に視覚や触覚を失っていきます。
一方、太陽は、
雨に自分が作った
最初で最後の花火を見せるために、
花火師を辞める決意をします。
しかし、
雨は太陽の選択を知らず、
彼の花火を見ることができるのでしょうか?
この記事では、
第8話のあらすじと感想、
そして今後の展開について考察していきます。
【簡単なあらすじ】
雨は、千秋(松本若菜)から
「“今”って何秒間だと思う? 」と問われる。
わからないと首を振る雨に千秋は、
それにはいろいろな説があるが、
今は十秒間、というのが一番しっくりくると話す。
続けて千秋は、
この十秒間を精一杯、
幸せに生きることだけを考えてみてはどうか、
と助言する。
一方、太陽は、
司(白洲迅)に会い、
雨が触覚を失ったこと、
そして、
あとひと月で視覚も
失ってしまうことを打ち明ける。
太陽は、
ちょうどその頃に行われる桜まつりで、
雨に自分が作った最初で最後の花火を見てもらいたいと言う。
太陽は、
桜まつりが終わったら花火師を辞めて、
雨を支えようと決意していた。
司を呼んだのも、
自宅でできる仕事があれば
紹介してもらおうと思ったからだった。
そんなある日、
太陽は雨が睡眠導入剤を
服用していたことを知りショックを受ける。
千秋は、
太陽が自分のために
花火師を辞めると知ったら雨が悲しむと告げる。
すると太陽は、
雨には言わないつもりだと返す。
日下(斎藤工)は、
太陽の選択を否定するなど
案内人としてあってはならないと千秋を非難する。
太陽は、
父親の陽平(遠藤憲一)と
妹の春陽(出口夏希)に、
今夜雨にプロポーズすると伝える。
そこで太陽は、
雨が五感を失ってしまうことを
陽平たちにも打ち明けるが、
陽平は太陽の決断を尊重し春陽も応援する。
太陽は、
雨に花火を見せるために、
桜まつりの会場に連れて行く。
しかし、
雨はすでに色や形が
ぼやけて見える状態で、
太陽の花火を
見ることができるのか不安になる。
太陽は、
雨に自分の想いを伝え、
指輪を渡そうとするがその瞬間、雨は倒れてしまう。
【感想】
第8話は、
雨と太陽の切ない愛の行方に
涙が止まらない展開でした。
雨は、太陽のために
自分の五感を犠牲にしているのに、
太陽は雨のために自分の夢を諦めようとしています。
二人はお互いに
相手の幸せを願っているのに、
その想いがすれ違ってしまうのが悲しいです。
雨は、
太陽の花火を見ることができるのでしょうか?
太陽は、
雨にプロポーズすることができるのでしょうか?
最後のシーンで雨が倒れてしまったことで、
次回の展開が気になります。
【これからの展開を考察】
第9話の予告では、
雨が病院に運ばれ、
太陽が必死に看病する姿が見られました。
雨は太陽の花火を
見ることができなかったことや、
太陽が花火師を辞めることを
知ってしまったことで、
どのような反応をするのでしょうか?
雨は、太陽に
自分の気持ちを伝えることができるのでしょうか?
また千秋と日下は、
雨と太陽の関係に
どのように介入するのでしょうか?
千秋は、雨に
「今」を生きることを勧めましたが、
それは本当に雨のためなのでしょうか?
日下は、
太陽の選択を否定しましたが、
それは本当に太陽のためなのでしょうか?
案内人としての役割と、
人間としての感情との間で
葛藤する千秋と日下の姿にも注目です。