フジテレビの月9ドラマ「君が心をくれたから(君ここ)」の第7話
「明日を生きる理由」が、2024年2月19日に放送されました。
このドラマは、
五感を失う病気にかかったヒロイン・雨(永野芽郁)と、
彼女に恋をした花火職人・太陽(山田裕貴)の
切なくも美しいラブストーリーです。
第7話では、
雨が触覚を失うまでに残された時間が迫り、
太陽が雨に見せたい花火に向けて奮闘する姿が描かれました。
この記事では、
ドラマのあらすじや感想、ロケ地などを紹介します。
第7話のあらすじ
逢原雨(永野芽郁)が
触覚を失うまでに残された時間はあと1日半ほどに迫っていた。
祖母の雪乃(余貴美子)を
亡くしたばかりの雨のことを気遣う千秋(松本若菜)。
日下(斎藤工)は、
この先のことを考えて不安になっている雨に、
「触覚が教えてくれることがあるはずだ」と告げる。
朝野太陽(山田裕貴)の家を訪れた雨は、
太陽の父・陽平(遠藤憲一)や従業員たちから歓待を受ける。
その席には望田司(白洲迅)も招待されていた。
「太陽の恋人・雨ちゃんの初披露だ」
とはしゃぐ陽平たちとは裏腹に、
どこか様子がおかしい太陽に気付く司。
春陽(出口夏希)はそんな司に、
「サッカーをやっているならミサンガを作ってあげる」
と言って、雨にも手伝いを頼む。
席を外して外のベンチでビールを飲んでいた太陽は、
やってきた司に、
「五感を失う病気がないなら雨の症状の原因は何だろう」
とこぼす。
司は、医師の友人の話として、
「何らかの後遺症で感覚を失い、
それを五感を失う病気だと思い込んでいるのかもしれない」
と太陽に話す。
その言葉を聞いて少し安堵する太陽。
実は太陽は、
雨に見せるために
『桜まつり』で自分の花火を上げたい、と陽平に申し出ていた。
しかし、そのためには
音頭をとる長崎花火協会の会長の審査を受け、
認めてもらう必要がある。
陽平からその話を聞いた雨は、
太陽にチャンスをあげてほしい、と頼むが……。
第7話の感想
第7話は、雨と太陽の関係が一歩進んだ回でした。
雨は太陽の家に招かれて、
太陽の仕事や家族に触れることで、
彼の人柄や想いを知ることができました。
太陽も雨に自分の花火を見せたいという気持ちを伝えました。
しかし、
その裏には雨の病気の真相が隠されていました。
雨は、
五感を失う病気にかかっているのではなく、
実は太陽との初めてのキスの時に、
太陽の心臓が止まったことにショックを受けて、
感覚を失っているのだということが判明しました。
太陽は、
自分のせいで雨が五感を失うのだと知って、
自分を責めるようになります。
雨は、太陽に触れることで、
彼の心臓の鼓動や体温を感じることができます。
しかし、それは同時に、
太陽の命の危機をも意味していました。
このドラマの魅力は、
雨と太陽の五感を通じた感情のやりとりです。
雨は、触覚を失う前に、
太陽のことを触って感じたいと思います。
太陽は、雨に自分の花火を見せることで、
自分の想いを伝えたいと思います。
二人は、
五感を失っても、
愛し合うことを選びます。
しかし、その愛は、
奇跡と呼ぶにはあまりにも過酷なものでした。
第7話の最後には、
太陽が花火の審査に落ちてしまい、
自暴自棄になって屋上から飛び降りようとするシーンがありました。
その時、雨が太陽にかけた言葉が印象的でした。
「君には誰にも負けないすてきな価値があるよ。触覚は幸せを確かめるためにある。」
雨は、
太陽のことを愛しているからこそ、
彼の価値を認めて、彼の幸せを願っていました。
太陽も、
雨の声に救われて、
彼女のもとに戻りました。
次回の第8話では、
雨が視覚を失う日がやってきます。
太陽は、
雨に自分の花火を見せることができるのでしょうか?
雨と太陽の運命は、
どうなるのでしょうか?ドラマの展開に注目です。
第7話のロケ地
ドラマ「君が心をくれたから」の第7話のロケ地は、
東京都や神奈川県のいくつかの場所で行われました。
以下に、主なロケ地を紹介します。
- 太陽の家:東京都世田谷区の「花火屋朝野」。この花火屋は、実際に夏に花火大会を開催している老舗です。ドラマでは、太陽の家族や従業員たちが住んでいる場所として登場します。第7話では、雨が太陽の家に招かれて、花火の仕事や家族の雰囲気を感じるシーンがありました。
- 雨の家:神奈川県横浜市の「横浜赤レンガ倉庫」。この倉庫は、明治時代に建てられた歴史的な建物で、現在は文化施設や商業施設として利用されています。ドラマでは、雨の祖母・雪乃が経営していたカフェ「雪乃のカフェ」がある場所として登場します。第7話では、雨が千秋や日下と話すシーンがありました。
- 太陽の花火の審査会場:東京都港区の「東京タワー」。このタワーは、日本を代表するランドマークで、高さは333メートルです。ドラマでは、長崎花火協会の会長・藤堂(石橋蓮司)が太陽の花火の審査を行う場所として登場します。第7話では、太陽が自分の花火を見せるために、雨と一緒にタワーに向かうシーンがありました。
- 太陽が飛び降りようとした屋上:東京都港区の「東京プリンスホテル」。このホテルは、東京タワーの近くにある高級ホテルで、眺めが良いです。ドラマでは、太陽が花火の審査に落ちて、自暴自棄になって飛び降りようとする場所として登場します。第7話では、雨が太陽を止めるために、屋上に駆けつけるシーンがありました。
以上が、ドラマ「君が心をくれたから」の
第7話のロケ地の紹介でした。
ドラマの舞台となった場所は、
花火や五感に関連したものが多いです。
ドラマの雰囲気を感じることができるロケ地ですね。
ドラマのファンの方は、ぜひ訪れてみてください。