ドラマ「君が心をくれたから」の
第6話「声の手ざわり」が2024年2月12日に放送されました。
この回では、
主人公の逢原雨(永野芽郁)と
朝野太陽(山田裕貴)の同居生活が始まりますが、
雨の祖母・雪乃(余貴美子)の容態が急変し、
家族旅行に出かけることになります。
そこで雨は母・霞美(真飛聖)と和解し、
雪乃の死を看取ります。
また、
雨の名前の由来と太陽の告白が明かされ、
雨の聴覚が消えるという衝撃的な展開がありました。
この記事では、
第6話のあらすじと感想を紹介します。
逢原雨と朝野太陽の同居生活が始まる
第6話は、
雨と太陽が付き合い始めたところから始まります。
雨の祖母・雪乃が
ガン闘病で入院していることもあり、
雨のことが心配になった太陽は、
雪乃の家で彼女と一緒に暮らし始めます。
しかし、
雨は太陽との生活にまだ慣れない様子です。
太陽は雨に
「これからは『雨』って呼びたい」と申し出ますが、
雨は自分の名前が苦手で、
少し考えさせてほしいと返します。
このシーンでは、
雨と太陽の距離感が描かれています。
雨は太陽に惹かれているものの、
自分に自信がなく、
人に心を開けないでいるため、
太陽の愛情に素直に応えられません。
太陽は雨の気持ちを尊重しつつも、
優しく寄り添ってくれます。
二人の関係はまだぎこちないですが、
少しずつ成長していくことが期待できます。
雨の祖母・雪乃の最期の願いは家族旅行
雨は太陽の家で掃除をしていると、
古いボイスレコーダーを見つけます。
雨と雪乃は、
そのボイスレコーダーを使って
互いにメッセージを録音し、
声の交換日記をしていたことがありました。
当時小学生だった雨にとって、
優しくて温かい雪乃の声は一番大切な宝物でした。
その時、
雪乃が入院している病院から、
容態が急変したとの知らせが入ります。
病院へ駆けつける雨。
すると雪乃は、
家に連れて帰ってほしいと雨に頼みます。
病院から、
もし何かあっても責任は取れないと
告げられた雨は悩みますが、
太陽から「大丈夫、俺もいるから」と励まされ、帰宅します。
雪乃は自分の余命が短いことを悟っており、
雨にひとつお願いをします。
それは、雨の母・霞美を連れた、
最初で最後の家族旅行に出かけることでした。
雨は霞美とは20年以上も会っておらず、
仲も悪かったため、反発しますが、
雪乃の願いを聞き入れることにします。
太陽は雪乃に頼まれて、
霞美を連れてきます。
霞美は雨に対して冷たく当たりますが、
雪乃のために旅行に同意します。
このシーンでは、
雨と雪乃の絆が描かれています。
雨は雪乃に育てられ、
雪乃は雨にとって母親以上の存在でした。
雪乃は雨の幸せを願っており、
雨と霞美の和解を望んでいました。
雨は雪乃の願いを叶えるために、
自分の気持ちを抑えて霞美と向き合うことにします。
雨と霞美の関係は複雑ですが、
雪乃の愛が二人をつなぐことになります。
雨と母・霞美の和解と雪乃の死
雨、太陽、雪乃、霞美は
フェリーに乗って、千葉県の海岸へと向かいます。
そこで雨と霞美は、
雪乃が考えたゲームをします。
ゲームの内容は、
雨が霞美に質問をし、
霞美が答えるというものでした。
雨は霞美に、
自分を捨てた理由や、
自分の名前をつけた理由などを聞きます。
霞美は、
自分は雨を愛していたが、
雨の父親に裏切られて心が壊れたため、
雨を雪乃に預けたと答えます。
また、雨の名前は、
「雨があなたを笑顔にしてくれますように」
という自分の願いからつけたと答えます。
雨は霞美の言葉に涙し、
霞美も雨に謝罪します。
二人は抱き合って和解します。
その後、雨と霞美は雪乃の元へ戻ります。
雪乃は雨と霞美の和解を喜び、
雨に「ありがとう」と言います。
そして、
雨に「あなたは私の一番の宝物だった」と言って、
息を引き取ります。
雨は雪乃の死を悲しみ、
太陽に抱きしめられます。
このシーンでは、
雨と霞美の和解と雪乃の死が描かれています。
雨と霞美は、
雪乃のゲームを通して、互いの気持ちを知ると、
互いの気持ちを知り、謝罪と許しを交わします。
雨は霞美に愛されていたことを実感し、
霞美も雨に母としての愛情を示します。
二人は長年のわだかまりを解消し、
本当の親子になります。
雪乃は雨と霞美の和解を見届けて、
安心して旅立ちます。
雨は雪乃の死を悲しみ、太陽に抱きしめられます。
雨の名前の由来と太陽の告白
雨と霞美は雪乃の葬儀を済ませ、
雪乃の家に戻ります。
そこで雨は、
雪乃が残したボイスレコーダーのメッセージを聞きます。
雪乃は雨に、
自分の名前の由来を教えます。
雨の名前は、
雪乃が若い頃に
好きだった男性の名前から取ったものでした。
その男性は、
雪乃と結婚する約束をしていたが、
事故で亡くなってしまった人でした。
雪乃は、
その男性の声を忘れないように、
雨にその名前をつけたと言います。
雨は雪乃の想いに涙します。
その後、太陽が雨の家にやってきます。
太陽は雨に、
「君が心をくれたから」という言葉の意味を説明します。
太陽は、
雨が自分に心を開いてくれたことで、
自分も雨に心を開くことができたと言います。
太陽は雨に、自分の過去を打ち明けます。
太陽は、
幼い頃に両親を亡くし、
孤児院で育ったこと、
その後、
暴力団に入ってしまったこと、
そして、雨と出会ってから、
暴力団を抜けたことを話します。
太陽は雨に、
自分のことを受け入れてくれるかと問います。
雨は太陽の過去を気にせず、
太陽のことを好きだと言います。
太陽は雨にキスをし、
二人は愛を確かめ合います。
このシーンでは、
雨の名前の由来と
太陽の告白が描かれています。
雨の名前は、
雪乃の初恋の人の名前であり、
雪乃の愛の証でした。
雨は雪乃の想いに感動し、
自分の名前を誇りに思います。
太陽は雨に、自分の心をすべてさらけ出します。
太陽は雨に心をくれたから、
自分も雨に心をくれたのです。
雨は太陽の過去を問題にせず、
太陽の現在の姿を愛します。
二人は互いに心を通わせ、幸せな時間を過ごします。
雨の聴覚が消える
雨と太陽は、
雪乃の家で幸せな日々を送ります。
しかし、
雨は自分の聴覚が
徐々に衰えていることに気づきます。
雨は、
生まれつき聴覚障害を持っており、
補聴器をつけていました。
しかし、雨の聴覚は、
年齢とともに悪化していき、
やがて完全に失われるという診断を受けていました。
雨は太陽にそのことを話せずにいましたが、
太陽は雨の様子に気づきます。
太陽は雨に、
自分の声が聞こえなくなっても、
自分の心は変わらないと言います。
雨は太陽の言葉に感謝し、
太陽の声を聞きたいと言います。
太陽は雨に、
自分の声を録音したCDをプレゼントします。
雨は太陽の声を聞きながら、太陽に抱きつきます。
しかし、その夜、
雨は夢の中で、雪乃の声を聞きます。
雪乃は雨に、
「あなたは私の声を聞いてくれたから、
私もあなたの声を聞いてあげたい」と言います。
そして、
雨に「さようなら」と言って、消えていきます。
雨は目を覚まし、
太陽の声を聞こうとしますが、何も聞こえません。
雨は自分の聴覚が
完全に消えたことに気づき、絶望します。
太陽は雨の様子に驚き、
雨に声をかけますが、
雨は太陽の声を聞くことができません。
雨は太陽に泣きながら訴えますが、
太陽は雨の言葉を理解できません。
二人は互いに声が届かず、悲しみに暮れます。
このシーンでは、
雨の聴覚が消えるという衝撃的な展開があります。
雨は声を聞くことができなくなり、
太陽とのコミュニケーションが困難になります。
雨は太陽の声を聞きたいという願いが叶わず、
太陽は雨の声を届けたいという想いが伝わりません。
二人は声の手ざわりを失い、
五感の喪失に苦しみます。
このシーンは、
雨と太陽の関係に大きな試練をもたらします。
感想と評価
ドラマ「君が心をくれたから」の第6話は、
感動と衝撃の連続でした。
雨と霞美の和解と雪乃の死は、
家族の絆と愛の深さを感じさせました。
雨の名前の由来と太陽の告白は、
二人の愛の成就を祝福しました。
しかし、
雨の聴覚が消えるという展開は、
二人の愛に暗雲を差し込めました。
雨と太陽は、声が届かなくなっても、
心が届くように、
どうやって乗り越えるのでしょうか。
次回の展開が気になります。
このドラマは、
声と心の関係をテーマにした、
感動的なラブストーリーです。
素直で可愛らしく、見ていてほっこりします。
ベテラン俳優の演技も見事です。
音楽もドラマの雰囲気に合っており、
感情を盛り上げます。
特に、主題歌の
「声の手ざわり」は、
雨と太陽の心情を表現した、美しいバラードです。
このドラマは、
声と心の関係を考えさせられる、素晴らしい作品です。
以上、ドラマ
「君が心をくれたから #06」の感想記事でした。
この記事が参考になれば幸いです。
次回の放送もお楽しみに!