TBSの金曜ドラマ「不適切にもほどがある！」は、
昭和のダメおやじが令和にタイムスリップして、
現代の働き方に悩む若者たちに
「不適切」な発言で助言するコメディドラマです。
脚本は宮藤官九郎さんが担当しています。
第2話のあらすじ
第2話「一人で抱えちゃダメですか？」では、
再び令和にやってきた市郎（阿部サダヲ）が持っていたスマホに、
昭和にいるサカエ（吉田羊）から着信が入ります。
市郎のタイムスリップ話を
ビデオ通話で
確かにサカエが昭和にいるとわかり、驚きを隠せません。
そんなことはさておき、
市郎は純子（河合優実）とキヨシ（坂元愛登）の
“チョメチョメ”を未然に防ぐため、
サカエに今すぐ自宅へ向かってくれと懇願します。
改めて渚と秋津にこれまでの経緯を説明し、
初めて会った時の
“渚の涙の理由”
が気になっていたと打ち明ける市郎。
すると、
渚はこれまでに起こった出来事を語り始めます。
渚は、大手広告代理店に勤める
優秀なキャリアウーマンでしたが、
上司のセクハラや
クライアントの無理難題に耐えかねて退職しました。
その後、
フリーランスとして仕事を探していた渚は、
秋津の紹介で市郎の会社に面接に行きましたが、
市郎の不適切な発言に激怒して涙を流してしまいました。
渚は、
市郎の会社には入社せずに、
別の会社に就職しましたが、
渚は、
仕事に対する情熱や自信を失っていきました。
そんな渚の前に、更なる問題が発生します。
その時、市郎は…！？
第2話の感想
第2話は、
渚の過去と現在の苦悩が描かれた回でした。
渚は、仕事ができる女性として
周囲から期待されていましたが、
それゆえに多くのプレッシャーや
ストレスにさらされていました。
渚は、自分のやりたいことや
幸せなことを見失っていました。
渚の姿は、
現代の働き方に疲れた
多くの人々に共感を呼ぶのではないでしょうか。
一方、市郎は、
昭和のダメおやじとして、
渚に対して「不適切」な発言を繰り返しますが、
その中には、
渚にとって必要なメッセージも含まれていました。
市郎は、渚に
「自分のために生きろ」
「一人で抱え込まないで、人に頼れ」
「仕事は楽しくなきゃダメだ」と言いました。
市郎は、
渚に「不適切にもほどがある！」と言いました。
市郎の言葉は、
渚にとっては耳が痛いかもしれませんが、
渚の心に響くかもしれません。
市郎と渚のやりとりは、
昭和と令和の価値観の衝突と
融合を表していると思います。
市郎は、
昭和の時代には当たり前だったことを
令和の時代に言ってしまうことで、
周囲の人々を驚かせたり怒らせたりしますが、
その中には、
令和の時代に忘れてしまった
大切なこともあるのではないでしょうか。
渚は、令和の時代に求められることを
必死にやってきましたが、
その中で自分の本当の幸せを見失ってしまいました。
市郎と渚は、
お互いに違う時代の人間として、
理解し合えないことも多いですが、
それでもお互いに影響を与え合っていくのだと思います。
市郎の口から飛び出す昭和の言葉は、
令和の人々にとって新鮮で、
時に耳が痛いものばかり。
しかし、その言葉の中には、
現代社会を見つめ直すヒントが隠されています。
ブラック企業、パワハラ、社会の矛盾…市郎が令和の闇に挑む！
第2話では、
市郎が真っ向から立ち向かいます。
市郎の行動は、
現代社会に生きる私たちに、
問題意識を持つことの大切さを教えてくれます。
第2話は、
渚の背景や現状が明らかになり、
市郎と渚の関係が深まる回でした。
市郎は、
渚に対して何かを教えたり
助けたりすることができるのでしょうか。
渚は、
市郎の言葉に耳を傾けることができるのでしょうか。
市郎と渚の今後の展開に注目です。
